個人的な所用の為、定期的に、新潟県の湯沢町周辺を訪れている旅人。
今回も約半年ぶりに行ってきました。
半年ぶりの越後湯沢駅前。
前回、「何の工事なのかなあ」と思っていましたが、今回行ってみると下の写真のとおり完成していました。
写真では、わかりにくいですが、これは「足湯」です。
旅人は以前、会社員だった時は、時間が無いので、新幹線(コスパ重視なので勿論、えきねっとのとくだ値の最安値で予約です)で行っていたのですが、最近は、時間がるけど金がない状態なので、更なる節約のために、高速バス(東京~新潟線)の最安値日に行っています。
ただ、雪のシーズンだと、高速バスでの湯沢訪問は非常にキツイ(湯沢インターが町のはずれにある)ので、雪が降る前の11月後半と、雪解けが進む4月後半(またはGW明けの5月中旬)に行くことにしています。
今回は11月20日出発、21日帰着という日程にしたのですが、まさか真冬並みの冬型の気圧配置になるとは...
天気までは分からないですからね。
20日の行きは、昼の高速バス。
池袋駅で勘違いして西口に出てしまい、景色が違うことに気づいて、慌てて走って東口に(笑)
着いたら丁度バスが止まっており、3分前で間に合いました(汗)
高速バスは乗り遅れたら、電車と同様に待ってくれませんからね。
慣れているつもりでも、ちゃんと再確認してから旅行は出発しましょう。
この日のこの便の乗車率は7割程度でした。
2019.11.20 関越道高速バス車窓(東京~新潟線)その2
紅葉がきれいな群馬県北部を抜け、関越トンネルを出た土樽付近は、雪が降っており、周囲の山々は雪化粧。
チェーン規制も掛かっていました。
まさに川端康成の「雪国」の世界を彷彿させる天気。
2019.11.20 関越道高速バス車窓(東京~新潟線)その3
ただ、少し下ると雪が積もっているようなことはなく、湯沢インターに着いた時は小雨でした。
因みに、高速バスの湯沢バス停はこんな感じです。(帰りに撮影)
上りも下りも、このバス停です。
ここは、越後湯沢駅から約1.7キロ離れていて、歩いて25分~30分かかります。
最安値ですと片道2600円。
この値段、青春18きっぷには敵いませんが、池袋~湯沢まで約2時間40分(渋滞が無い時・ダイヤ上は2時間56分前後で組まれていますが、実際は15分くらい早く着きます)で移動出来るというのは、非常に大きいですね。
電車の乗り継ぎだと、水上~越後湯沢間の列車の本数が非常に少なく、そもそも青春18きっぷで、この時間で移動というのは、無理(電車だと最短で約4時間)ですからね。
ただ、電車の乗り継ぎは、非常に良くなるようにダイヤは組まれており、水上・越後湯沢間の電車の運行時間に合わせて予定を組めば、上野から越後湯沢迄乗り継いだ場合でも、乗り継ぎ駅での待ち時間はそれほど出ないようになっています。
話は戻ります。
池袋駅東口の西武バスバス停から新潟市の中心地である万代バスターミナルまでの高速バスは、概ね1時間に1本走っており、深夜便もあり利用率も高い路線です。
湯沢は、オフシーズンでも温泉や紅葉がある観光地ですし、オフシーズンに高速バスに乗っても、旅人以外の他の乗客が降車(上りは乗車)する場合が多いですね。
今回、行きは2人降り、帰りは4人が湯沢で乗りました。
この日湯沢に着いたのは、夕方前。
まずは、目的の一つである「美味しいご飯」を食べようと越後湯沢駅の有名店(しんばし・人参亭・中野屋等)に向かいましたが、この日は水曜日なので「しんばし」さんは定休日ですから、とんかつを食べるために人参亭に(木曜日は人参亭が休み確定なので)。
しかし、ここは不定期休の店。
行ってみないと、やっているかどうかわかりません。
そこで行ったところ、「本日休業」の看板が遠くから見えたので、踵を返して、越後湯沢駅に戻りました(涙)。
電車に乗り遅れると、1時間待ちになるので、エキナカの飲食店へ。
越後湯沢駅の駅ナカは、大きなお土産物売り場となっており、オンシーズンは人でごった返しています。
飲食店は、両サイドに並んでおり、オンシーズンは行列が出来ています。
奥には、ここと新潟駅にしかない、1コインで日本酒の試飲ができる「ぽんしゅ館」や最奥には温泉入浴施設もあります。
写真は、よく外国人が写真を撮っている「つるし雛」です。
ぽんしゅ館の奥にあります。
御覧の通り、エキナカのオフシーズンは、写真のようにガラン状態。
北陸新幹線が出来るまでは、越後湯沢まで新幹線で来て、北越急行を超高速走行していた特急はくたか号に乗って向かうルートが、富山・金沢方面への鉄道での最短ルートだったので、この乗り換え時に越後湯沢駅のエキナカで買い物をする出張族が沢山いましたが、その客がほぼいなくなったので、オフシーズンの客が少なくなってしまったのですよね。
だから、オフシーズンのお土産物コーナーの閉店は早いです。
(早い店は午後5時前に閉まります)
余談でした。
目的地には暗くなる前に着きたかったので、電車迄あまり時間が無い(約25分)状況でしたから、十日町の有名そば店の支店で、エキナカで大人気の「小嶋屋」ではなく、適当に入って、食べ損ねたとんかつを食べようと、カツ丼を注文しました。
エキナカの店は、駅外の店に比べると何処も値段が少し高めで、このカツ丼も、人参亭のロースかつ定食に比べると値段も高く、量も少ないですが、味は良く、おいしくいただきました。
満腹になったところで、湯沢から電車で移動して、この日は終了。
二日目、今日は用事を終えて帰京の日ですが、最安値のバスは午後6時台~なので、時間を持て余すだろうと見て、携帯で写真でも撮りながら移動することに。
午前中はまだ小雨が降っていましたが、昼前には晴れ間も見えたので、写真をパシャリ。
雲がかかっているので見えない部分も多いですが、標高の少し高いところは、前日に雪が少し降り積もったので、下層部の紅葉と対照的なコントラストに。
晴れ間はそのうち消えてしまい、曇天に戻ってしまいましたので、あまりいい写真は撮れませんでしたが、またパシャリ。
飯土山は、越後湯沢駅を降りると正面に見える火山で、秋は紅葉がきれいです。
山麓は、南側が岩原スキー場、西側が舞子リゾートと大きなスキー場が広がっています。
今日は、昨日休みだった湯沢の有名そば店である「しんばし」さんでご飯を食べて帰ることに決めていたので、湯沢に移動しました。
場所は、湯沢ロープウェイ乗り場の近くで、駅から温泉街を7~8分歩きます。
しんばしさんと人参亭は、ほぼ同じ場所に建っています。
夕方に着くと、珍しいくらい人がいない店内にビックリ。
オンシーズンだと、1時間以上待つこともある有名店ですからね。
誰も居ないので、初めて店内の写真を撮りました。
座った席は、改装前は座敷が近くにあった辺りです。
座敷だった部分は、カウンター席と外からそば打ちが見える場所に変貌を遂げました。
店に入ると、外国人のお客さん達が居ましたが、その後一時は、旅人しか居ない時間もありました。
有名なのは、へぎそばと舞茸天。
この日は、親子丼と舞茸天を注文。
どうです?おいしそうですよね。
ちなみに半年前には、天せいろを注文していましたので、紹介します。
天せいろには、舞茸天が無く、前回は食べ損ねたので、今回は舞茸天をメインにするつもりでした。
親子丼は、10年以上時々通う中で、初めて注文したのですが、思った以上にボリュームがあり、お腹一杯^^
腹ごなしを兼ねながら、越後湯沢駅のエキナカで旅妻へのお土産を買って、高速道路の湯沢バス停に...
湯沢インターに着いた頃には、もう暗くなっていましたが、雲も取れて晴れてきました。
写真のように、低い山は綺麗に紅葉しておりますが、普段なら葉が散り、もっと物悲しいモノクロの風景が広がっているので、今年は、紅葉が2週間くらい遅れている感じでした。
晴れてきたせいで、何もないバス停は、日が暮れると逆に非常に寒く感じ、震えながらバスを待つこと小1時間。
この便以降が最安値ということもあり、車内は満席でした。
満席といっても、この東京~新潟線は基本的に三列シートのバスでの運行なので、非常に快適です。
この路線は、西武バス・越後交通・新潟交通の3社運行ですが、どこの会社のバスであっても、コンセント常備のバスですから、携帯の充電もできます。
(繁忙期の臨時便は三列シートでない、普通座席のバスの場合もあります)
予定より、20分ほど早く池袋駅東口に到着。
池袋は相変わらずの人の多さ。
華やかですね。
ついさっきまで、山々に囲まれた湯沢に居たのがウソのようです。
最後に、今回食べ損ねた「人参亭」のロースかつ定食と、「しんばし」と並ぶ湯沢のそばの名店「中野屋」さんを写真で紹介しておきます。
人参亭は、ボリュームが凄いです。
もちろん定食には、ロースかつ・ヒレカツ・エビフライ等あって、それぞれ皆美味しいです。
ハンバーグ定食もありますよ。
ただ、若い人で、食べ残しする人も、チラホラ見かけますね。
ご飯を残すのは仕方ないと思いますが、肉を食べ残すのはちょっと勿体ないですね。
「若者よ、もうちょい頑張れ」と、そういう光景を見る度に思います。
中野屋さんは、越後湯沢駅のバスロータリー側に下りると、すぐ目の前にあります。
撮影した木曜日は定休日でしたが、オンシーズンは並んでいるので、駅の階段を降りると遠目でもすぐにわかりますよ。
実は、旅人、まだ中野屋さんで食べたことがありません。
オンシーズンに行列を見て、何度か諦めてしまったのですが、その後機会が無くて...
中野屋さんは支店が、塩澤(南魚沼市内・湯沢から行くと、塩沢石打インター入口交差点を過ぎた少し先)の国道17号沿いにありますので、車の方はそっちの方が少しすいていて駐車場も大きく、入りやすいと思います。
それでは。
旅人でした。